植栽・グランドカバーについて

植栽とは、お住いの印象に変化を付けたり、目隠しなどの目的で、草花や樹木などの植物を意図的に植えることを指します。

植栽は種類がとても多く、目的や植える場所によって選ぶものが異なります。

 また、植えるときの高さだけでなく、どのくらいの大きさまで成長するのかイメージして植栽計画を立てることが大切です。

 

植栽を選ぶポイントや、目的別に植えるといい植栽を紹介させていただきます。

目次

 

●選ぶ際のポイント

●植栽の種類

  ・・・高木

  ・・・中木

  ・・・低木

●シンボルツリー

●グランドカバー

 

選ぶ際のポイント

植栽を植える目的は様々ですが、大きく分けて4つです。

目的に合わせたポイントを紹介させていたあきます。みなさんのお住いのイメージはどれに当てはまるでしょうか?

シンボルツリーとして

お住いのシンボルとなる植栽で、お住まいに個性をプラスしてくれます。

少し緑が欲しかったり、庭木を飾ったり、無機質な外壁に表情を与えてくれます。

単独で1本植えても見栄えのいい植物を植えましょう。

目隠し

目隠しはフェンスや塀で、と考えていらっしゃる方も少なくないと思います。

しかし、製品によっては孤立した空間になってしまう可能性もあります。

 

目隠ししながらも開放的な空間を作りたい場合は植栽をお勧めします。

玄関やリビングの窓など、外から見られたくない場所に植えて、目線を遮ることができます。

 

植栽で目隠しをすることで風や日差しを遮ることもないため、開放的になります。

季節感を楽しむ

植栽を植えることで四季を楽しむことができます。

花や実、紅葉など植物には季節それぞれの楽しみがあります。

季節を楽しみたい方は花や実のなる季節を調べることや、落ち葉や紅葉を楽しむために落葉樹から選ぶことなど、

ご家族と相談していただいて決めていただくと、お住まいがより心地良い空間になります。

空間を埋めるため

お住いや外構工事で、最大の懸念点は、上の空間の使い方です。

駐車場やアプローチ、フェンスなどの外構工事は下の空間や大人の目線あたりの空間を使うことが多いですが、背丈よりも高いところから屋根まで、空間が広く空いてしまい、のっぺりとした印象になってしまうこともあります。

そんなとき、植栽で上の空間を埋めることで、お住まいを遠くからみたときもさみしさを感じることなく、美しい景観をたのしむことができます。

 

そのほかにも植栽を選ぶポイントとして挙げられるものは、日当たりです。

日向や日陰など、お住いの環境を知り、植栽計画を立てることが重要です。

日向で育つ植物は陽樹、日陰で育つ植物は陰樹といいます。

東・西・南側は日当たりがいいため陽樹を植えることをお勧めしますが、 西日は日差しが強いため、強い日差しに弱い樹木は避けましょう。

 

北側は終日日が当たらないため、陰樹を選ぶとよいとされています。

植栽の種類

植栽の高さと葉について紹介します。

高木

高木は、人の背丈を越える高さの太くてかたい幹をもつ植物を指します。

森林に生えている高木と異なり、高さは3-4mから屋根の高さ(6-8m)までの、見上げる高さの樹木のことを呼びます。

下から見上げることで広がりのある空間を生み出す効果があります。

高木においては、遠景がとても重要です。植栽計画の際に、お住い全体の見え方・眺めを考えましょう。

 

高木を植える上で気を付けるポイントは剪定です。

成長したとき、手の届かない範囲まで葉や枝が伸びる可能性があるため、剪定がしにくくなる場合もあります。

個人での剪定が難しくい場合は比較的コンパクトにまとめる果樹類もしくは成長の遅い樹木などを選ぶことをお勧めします。

 

また、高木は1本でも存在感があるため、シンボルツリーとしても利用しやすいです。

お庭にも使いやすい樹木を選ぶことで、ご家族と一緒に成長をたのしむことができそうです。

中木

中木は、人の背丈ぐらいの樹木を指します。

連続して植え生垣にすることで視線を遮ったり、背丈ほどの高さがあればシンボルツリーとしての役目を担ったり、様々な目的として活用できます。

低木

低木は人の足から腰ぐらいの高さの樹木をさします。

並べて植えることで、地面を覆い、土の表面の乾燥を防ぐ効果があります。

小さい面積でも多くの本数を植えることができるため、植栽を植えるスペースがあまりないお住まいでも取り入れやすい樹木です。

 

様々な種類の低木を織り交ぜて植えることで、花や実をたのしむことができ、低木でも季節を感じることができます。

葉について

葉に関しては生活環境との兼ね合いが重要になります。

ドアに近い部分やお隣との境界付近に植える場合は葉や枝が横に広がりすぎるものだと邪魔になってしまう可能性があります。

こまめに剪定ができない場合は植える場所を考慮しながら植栽を選びましょう。

常緑樹

1年中緑を楽しむことができます。しかしまったく葉が落ちないわけではなく、成長期に古くなった葉を落とすため、落葉樹と変わらず落ち葉のお手入れは必要になります。

目隠しをしたり、外壁や外構がシンプルで、1年中緑のある空間にしたいという方にお勧めです。

 

人気の樹木:シマトネリコ、オリーブ、カシ類、コニファー

落葉樹

冬になると半分からそれ以上が落ち葉となります。繊細なシルエットの樹木が多く、葉を落として冬眠するため、季節を実感することができます。

また花を楽しめるものも多いですが、冬には目隠しの効果が薄れてしまうため、選ぶ際には注意が必要です。

 

人気の樹木:アオダモ、ヤマボウシ、イロハモミジ


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シンボルツリー

選ぶポイントや高木・中木を説明させていただいたときにも登場した“シンボルツリー”。

お客様からお問合せをいただく際も、シンボルツリーを植えたいというお声をたくさんいただきます。

シンボルツリーはお住まいのトレードマーク、オーナメントとなります。

一本でも目立つものや、幹や枝、葉が美しい植栽を選ぶとより印象づくお住まいになります。

また無機質な外壁にも表情がプラスされます。

 

洋風のお住まいにはナチュラルなものや濃緑色の樹木がおすすめです。

オリーブやジューンベリーが人気で、オリーブは南ヨーロッパのような雰囲気を醸し出してくれます。

常緑樹のため、秋冬でも明るい雰囲気を保ちます。

ジューンベリーは樹形が美しく、白い花や赤い実をたのしむことができます。

 

和風のお住いには、日本の四季の良さを感じることができる植栽との相性がよく、身近な落葉樹でもお住まいとマッチします。

 

落葉樹であれば、イロハモミジやヤマボウシ、常緑樹でばればソヨゴ、シマトネリコが人気です。

グランドカバー

最後に紹介させていただくのは、グランドカバーです。

戸建ての場合、外構でデッドスペースができてしまったり、年数が経つにつれ雑草などが気になったり、、悩みは尽きませんよね。

 そんな悩みを少しでも解消してくれるのがグランドカバーです。

 

グランカバーとは、むき出しの地面を意図的に植物で覆うことを指します。

 

踏まれても大丈夫な繁殖力の強い植物、水やりなど比較的世話が楽なもの、日陰でも枯れずに育つ植物がグランドカバーに適しているといわれます。

グランドカバーのメリット

①雑草が生えにくい

土に根を張るため、雑草が生える隙間を与えません。

 

②泥はね・土が流れるのを防ぐ

雨や風の強い日に、泥が外壁や植栽や家庭菜園の葉につくのを防止してくれます。

また、土や砂が隣地や道路に流れるのを食い止める効果もあります。

 

③見栄えがよくなる

土がむき出しにならないため、見た目がランクアップしておしゃれな空間になります。

レンガや石と組み合わせもおしゃれにしてくれますね。

 

④気温上昇対策

植物による蒸散作用 地表面を冷やす効果があるため、気温が高い日や日差しが強い日でもお子様やペットの熱中症を予防する効果があります。

 

グランドカバーの種類と効果 

セダム(多肉植物)

セダムは暑さ・乾燥に強く、土が比較的少なくても育つ多肉植物です。

葉の形、色味が豊富で数種類混ぜて植えることでお庭に変化をもたらすことができます。

 タイム(葉) 小さい葉がかわいらしいハーブの一種のタイム。

クリーピングタイムは横に広がりやすいため、速く育ちます。

 

ハーブのため、清々しい香りを楽しめることができます。

また、水はけがいい場所にも育ちやすく、傾斜した場所の土留めとして植えられることもあります。

クラピア(花)

踏みつけにも耐える丈夫なグランドカバーのクラピア。

小さな丸い花が特徴的で、雑草を防ぐ効果が抜群です。

 

葉が丸く柔らかいため裸足でも痛くなく、お子様やペットがいらっしゃるご家庭にお勧めです。

花を刈ることで芝のような緑をたのしむこともできます。

ウッドチップ

ウッドチップは木材そのものを細かく砕いたグランドカバーです。

 

杉やヒノキ、クスノキなど様々な木材があり、色や香り異なるため、お好みの素材をお選びいただけます。

環境改善にもなり、臭いや暑さ、害虫対策、雑草の発生を抑制に最適です。

 グランドカバーは、花が咲く植物、多肉植物、クローバーなどの葉もあり、お住まいの雰囲気に合わせて選ぶことができます。

 花壇の縁取りや低木の下部を彩るにもぴったりなので、細かいところにもこだわり、景観を整えましょう。

 

 

植栽によって与える印象は大きく変化しますが、植栽の種類は外構のアイテムと同じぐらい多くの種類があります。

植栽選びに時間がかかってしまうお客様も多くいらっしゃいます。

どこに植栽を植えたいか、植栽の大まかな種類やその効果を知っておくことで選ぶものが変わります。

 

外構ではぜひ植栽を取り入れ、日差しや風の通り、そして四季を感じられるお住いにしてみてはいかかでしょうか?

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