テラス屋根について

テラスは一般的にリビング窓の前から1階に突き出してつくる床・スペースのことを指します。

テラスにはご家族にとってより過ごしやすく、使用しやすい空間にするために、日除けなど屋根を設置する場合も多いです。

今回は柱のあるテラス屋根から、布で日除けをするシェードやオーニングについても紹介していきます。

目次

 

●テラス屋根の種類

   ・・・壁付けタイプ

   ・・・独立タイプ

●テラス屋根のカラー

●パーゴラタイプ

●シェード

●オーニング

テラス屋根の種類

テラス屋根は、柱とパネルの組み合わせのもの布のみで日よけするものがあります。

柱・パネルのものは、壁付けタイプと独立タイプがあります。

柱のみのパーゴラタイプという格子状のものもありますが、布をつけることで日よけをプラスさせることが多くあります。

 

布を中心に日よけを行うものはオーニング、シェードがあります。

壁付けタイプの特徴

・強度があり積雪地域に対応可能

・ビスで外壁に穴をあけるため、タイルが割れそこから雨水が侵入する危険性がある

ハウスメーカーさまによって保障の期間や内容、外壁に使用している素材も異なるため、 担当の方に確認されることをお勧めします。

独立タイプの特徴

・外構業者での外構工事やリフォームでの設置も可能

・外壁に穴をあける必要がない

柱の位置は主に3種類あり、家と反対側・中央・家側です。

大きい屋根の場合は家側と反対側の4本の柱で支えるものもあります。


テラス屋根のカラー

テラス屋根には大きく2つのイメージ(カラー・素材)があります。

アルミカラーの特徴

・木目調のテラス屋根に比べ価格が抑えられる

・屋根の形状は主にアールタイプ、フラットタイプの2つ

アールタイプは吹き込みを多少抑えることができます。

しかし多少の効果のため、デザイン重視でフラットタイプの設置でも問題はありません。

木目調の特徴

・アルミカラーよりもナチュラルな印象を与える

・樹木の中にいるような感覚になり、安らぎや美しさをプラスできる

住宅のサッシの色に本体カラーを合わせることで、室内とテラスに統一感を感じさせ、ひとつの大きな空間に。


商品紹介 

LIXIL「スピーネ」

オプションで物干し、スクリーン、床材、樋カバーを選ぶことができます。

スクリーンを設置することで、雨や雪の降り込みを防ぐとともに、視線も遮ることができます。

 

床材とはタイルデッキやウッドデッキのことです。

LIXILの樹ら楽ステージという木質感のデッキは非常に人気のアイテムで、スピーネとの相性も抜群です。

本体カラーは5色から選ぶことができ、お住まいに合わせて選ぶことが可能です。

耐積雪強度も3タイプから選ぶことができるため、多積雪地域にも安心して設置できます。

 

LIXIL「シュエット」

採光性を保ちながら、熱線をカットすることができる屋根材を用いたテラス屋根です。

屋根材は、ポリカーボネートという素材で、強度ガラスの200倍といわれ、ほぼ100%UVカットします。

クリアブルー、クリアマット、クリアブラウン等など色味が選べます。

本体カラーはアイボリーから濃いブラウンの4色。

 

お住まいのサッシに合わせお好みの色を選びましょう。

パーゴラ

パーゴラタイプのテラス屋根は、お庭・テラスに設置する、格子状の棚のことです。日陰棚やつる棚と呼ばれることもあります。

オプションでシェードやポリカーボネート屋根材、サイドパネルを取り付けることができ、テラス屋根やオーニングと同じように使用することができます。

 

日陰をつくることで、アウトドアリビングをたのしめる空間に。

ウッドデッキやタイルデッキともに相性がよく、カフェやおしゃれなコテージのようなお住まいになります。

商品紹介 

タカショー「パーゴラ・ポーチ」

スリムな垂木を間隔を狭めて配置され、屋根のない開放的なデザインが特徴的。

お住まいのテイストに合わせて木目調の6色、アルミカラー1色の計7色から選ぶことができ、お住まいにもお庭にも自然になじみます。

オプションでシェードを取り付け、日除け効果をプラスすることも可能。

 

シェードネット1種類、キャンバス記事5種類から選ぶことができ、おしゃれなテラスで紫外線を気にすることなく過ごすことができます。

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受付/10:00~20:00(土日祝OK)

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シェード

シェードとは、コードやチェーンを操作し、日差しを遮るものです。

シェードカーテンといって、室内にカーテンと同じ役割として用いることもあります。

今回紹介するのは外構のシェードのため、屋外に設置するものになります。

 

屋根の長さを調整し、固定でき、固定方法は製品によって様々です。

 

デッキなどのテラスに設置する場合はボトムバーで固定すると日差しを遮断する効果を存分に発揮してくれます。

商品紹介 

LIXIL「スタイルシェード」

スタイルシェードのコンセプトは、「夏の暑さをすっきり解消、窓をすっきり美しく」

そのコンセプトの通り、通常の室内につけるカーテンよりも大幅に太陽の熱をカットしてくれます。

太陽の熱をカットするため、室内の温度を上げることがなく、室内熱中症対策になったり、エアコン効率を高め冷房費を軽減してくれたりとメリットが多くあります。

 

また、色あせや劣化を抑えて美しさをキープできるよう、使わないときはスマートに収納することができるのもメリットのひとつです。

1窓あたり約30分の施工スピードのため、工事期間の負担も少ないです。

生地デザインは2タイプからお選びいただけます。

 

デザインタイプはボーダー柄4色で遮視性が高く夜でも視線カットしてくれます。ボーダー柄のため、お店の外観のようなおしゃれな空間になりそうです。

ベーシックタイプはシンプルな無地5色。室内からの眺望もほどよく確保するため、あまり派手にしたくない方や、植栽や他のアイテムとの調和を考えるのであればベーシックタイプもおすすめです。

スタイルシェードの固定方法は、フック固定・手すり固定・デッキ固定タイプの3種類があり、設置場所によって固定方法は異なります。

 

オーニング

オーニング(awning) 直訳すると日よけ、雨覆いという意味です。

ヨーロッパで主流の日よけで、住宅や商業施設で活用され窓やテラスをおしゃれにそして機能的にしてくれます。

日射しに応じて出し入れするため、日差しを自由に調整することが可能です。

帽子や日傘と同じ効果があるため、室内外で紫外線を気にせず過ごすことができます。

 

その他にも紫外線や赤外線によって室温の上昇や室内の家具・フローリングの日焼け、まぶしさを防ぐ効果があり、

 

景観を妨げることがないため、美しい外観と快適な室内空間をつくります。

商品紹介 

YKK「パラソリア」

パラソリアは住宅用のAタイプ、住宅・店舗用のBタイプがあり、生地は素材別に3種類、カラー38種類と豊富に取り揃えています。

パラソリアは体感温度を6度下げることが証明されており、暑さ対策として抜群な効果を発揮します。

建物の外側から日差しを遮るため、隙間から温められた空気が入ることもなく、エアコンの稼働率を3分の1にすることができます。

 

パラソリアで用いられている素材は2種類あります。

・ファブリック調テント

コットンのような風合いで、鮮やかな発色が特徴です。

デザイン性に優れたテント生地のため、テラスをカフェのようにおしゃれにしたい方にはぴったりです。

 

・防汚テント

表面処理に光触媒コートを施したテント生地です。

油汚れや土埃を簡単に落とすこと可能があり、汚れが付着した際に有機分解を行います。

分解されたあと、水洗いをして軽くふき取るという簡単なメンテナンスで、屋根を美しく保ちます。

 

お住まいの外観や、周辺環境によって素材、デザインを選び、テラス空間をワンランクアップさせましょう。

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