屋外物置について

スペアタイヤやアウトドア用品など、シーズン品の保管にとても便利な屋外物置。今回はアルミ製のものから木製のものまで、大きさもデザインも豊富な屋外物置の選び方を詳しくご紹介。また代表的なメーカーの商品についても紹介します。

物置のサイズの選び方

夏場の物置内は温度が50度近くなり、反対に真冬には氷点下0度以下になる場合があります。温度や湿度の変化に弱い衣類や食品、写真などの保管は避けましょう。

屋外物置の収納に適しているのは車のスペアタイヤやアウトドア用品などのシーズン品です。

何を収納するかのイメージができれば、おのずと必要な物置のサイズが絞られてくるのではないでしょうか。

しかしここで注意してほしいのが、ライフスタイルや家庭環境の変化により収納する量や物は変化するということです。設置当初は余白があるほどキレイに収納出来ていたけれど、年々物が増えて収納しきれず買い替えを検討される方は多いです。そのため今必要な大きさよりも少し大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。

物置の設置スペースを考える

設置スペースは日常的に使いやすい場所、現実的に置ける場所であるかを念頭に考えましょう。

物の出し入れを邪魔するような障害物はないかなどのチェックが大切です。

また物置はお住まいや土地ギリギリに設置することは難しいため、 本体サイズの前後左右にそれぞれ 10～20cmの余裕をもたせる必要があります。

また崖のふち、給湯器や室外機の前、屋根などからの雪や雨水が直接落ちてくる場所等の、 安全性が確認できない・錆や変色が起こりやすい場所には物置が設置できないので注意してください。

物置の実際のサイズを確認する

カタログやネットに載っているサイズ表記を見ただけでは、実際に設置した時のイメージが湧きにくいです。

購入する前に設置予定の地面に同様サイズの枠を描き、スペースを確実に確保することはできるのか、物置を置いたことで動線が妨げられないかなどを確認しておきましょう。

また自転車など大きな物の収納を考えている場合は、 予め収納品のサイズも測って入るか確認しておくのがおすすめです。

物置のデザインの選び方

屋外に設置する物置は、デザインにこだわればオブジェのように使うこともできます。お住まいの外観をさらにおしゃれにするエクステリアとして、物置をデザインにこだわって選んでみても良いと思いますよ。

建物やエクステリアと素材を合わせる

無塗装やDIYで作成するものを選ぶ

物置の種類

ここまで物置の選び方についてみてきましたが、実際に物置にはどんな商品があるのか、種類別に紹介していきます。

小型物置

物置に収納するものが少ない場合、コンパクトにまとめたい場合におすすめです。

また土地やお住いの関係で物置を設置するスペースを広く設けられない時も、小型物置であれば設置することができる場合もあります。

＊イナバ「タイヤストッカー」

タイヤ専用の収納庫です。最大でタイヤ12本までの収納が可能。棚板の替りにタイヤバー2本と転がり防止用フックが装備されています。タイヤバーはタイヤの大きさに合わせて高さを調節することが可能です。

中/大型物置

中型・大型のものは、小型物置では収納しきれない方、大きなものを入れたい方にお勧めです。

断熱構造のものも多くあり、収納できるものの幅も広がります。

＊イナバ「断熱材付き物置　ネクスタプラス」

物置に断熱材をプラスした収納物にやさしい物置です。内壁・天井に断熱性・耐水性・耐衝撃性・耐薬品性に優れた材料エペランを採用しています。通常の物置に比べて急激な温度変化を軽減します。

開口部が広く出し入れが簡単な扉タイプ、気密性が高くほこりの侵入を軽減するドアタイプの２つがあります。

＊ヨドコウ　「エルモシャッター」

荷物が出し入れしやすいシャッター式の物置です。土間タイプと床タイプのものがあります。

ガレージスペースとしても十分の室内空間で、小型モデルのバイクならば4～5台を収納できます。

また標準装備の棚で楽々と収納ができます。棚の高さは好みに合わせて調整が可能です。

＊イナバ　「電動開閉ガレージ　ブローディア」

中間柱がないのでゆとりのある空間を実現できます。標準装備の電動シャッターで出し入れも簡単です。

ボリュームのある屋根周りで重厚感を出し、換気口は桁下に設けたアルミの押し出し形材でアクデザイン性を高めるアクセントになっています。

＊ダイマツ　「多目的万能物置」

自転車置場に、農機具置場に、ちょっとした作業スペースにも使える万能な物置です。

竿掛けフックが4本付きなのでちょっとした物干し場としても利用できます。DIYでの設置が可能です。

単なる収納ではなく、デザインにこだわればおしゃれなエクステリアとしての役割も果たす屋外物置。選び方のポイントを押さえて、お住まいと暮らしににぴったりな物置を取り入れてみてくださいね。

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