屋外設置(物置について)

お庭の隅や、駐車・駐輪スペースなどに設置することの多い物置。

アルミ製のものから木製のものまで、お住いに合わせて選びやすく設置しやすい物置が増えてきています。

物置の種類から用途別の選び方、そして製品の特徴についてお伝えさせて頂きます。

物置の種類

一般のご家庭によく用いられる2つのタイプの物置をご紹介します

小型物置

物置に収納するものが少ない場合、コンパクトにまとめたい場合におすすめです。

また、土地やお住いの関係で、物置を設置するスペースを広く設けられない場合も小型物置であれば設置することができる場合もあります。

その他にも、タイヤストッカーといい、タイヤを収納できる物置もあります。

タイヤストッカーには、タイヤを収納する際にタイヤが転がるのを防ぐフックがついており、紐を通して落下防止をしてくれます。

スタッドレスタイヤなど季節によってタイヤを交換する際に便利な物置きです。

中型・大型・併設物置

小型物置以外にも、中型・大型物置、併設物置などの物置があります。

中型・大型のものは、小型物置では収納しきれない方、大きなものを入れたい方にお勧めです。

断熱構造のものも多くあり、収納できるものの幅も広がります。

併設物置は、自転車・バイクを置くことのできる屋根ついている物置です。

サイクルポートを設置出来なかった方、物置に自転車・バイクの整備品を入れたい方にとって使い勝手のよい物置です。

そのほかにも、全面開口のシャッター式物置、奥行きが延長可能な大容量型の物置があります。

物置の選び方

物置の選び方は、設置スペース・サイズ、使いやすさ、収納するもの、地域など様々なポイントがあります。

それぞれのポイントについて説明します。

設置スペース、サイズ

物置は通常、基礎ブロックの上に設置します。

そのため、サイズは間口・奥行だけでなく高さも確認するようにしましょう。

お住いや土地ギリギリに設置することは難しいため、本体サイズの前後左右それぞれ10~20cmの余裕をもっておくことが大切です。

設置スペースの周囲に木や屋根などの障害物がないかなどの環境のチェックもしておきましょう。

また、物置を購入する際にホームセンターなどで実物を見たり、カタログ等で写真をみるだけでは実際にお住いに置くイメージが湧きにくい場合もあります。

購入される前に、設置予定の地面に物置と同様サイズの枠を描き、スペースを確実に確保することはできるのか、物置を置いたことで動線が妨げられないかなどを確認しておくことが大切です。

最後に物置のサイズについてです。

お土地・お住いと相談し、空いているスペースに置くことが重要ですが、ライフスタイルや家庭環境の変化により、収納する量や物は変化します。

設置当初は余白があるほどキレイに収納出来ていたけれど、年々物が増えて収納しきれず買い替えを検討される方も多くいらっしゃいます。

そのため、設置できるサイズに余裕がある場合は、少し大きめのサイズを購入することをお勧めしています。

使いやすさ

使いやすさのポイントになるものは、扉の開き方・枚数と鍵などがあります。

物置の扉のタイプには観音開きと引戸タイプがあります。

収納する際や物を取り出す際は両手がふさがっている場合が多いので、開閉のしやすい引戸タイプがお勧めです。

開閉する間口が広い方が出し入れはしやすくなります。

引戸でも2枚扉と3枚扉タイプがあります。間口が広くなるのは3枚扉で、物置の中央部分への収納もラクになるため、3枚扉がお勧めです。

自転車やバイクなどを収納したい方は、併設物置だけでなく、シャッタータイプで全面開口できるタイプがお勧めです。

中で作業のしやすいように広いものや、棚があり整備品を収納できるものにすると趣味に没頭できる空間になりそうですね。

また、防犯面を考慮して、鍵付きの物置が多くあります。

仮ロックといい、鍵がなくてもロックができるものもあるため便利に使用できます。

その他にも懐中電灯の設置ホルダーのある物置だと夜間での使用も便利になります。

棚板の下に柱の無いものだとスペースを有効に使うことができます。

設置する地域

お住いのエリアによっては一般的な物置を設置すると危険が伴う場合があります。

例えば、積雪が60cmを超えるエリアにお住まいの場合。

一般的な物置は約60cmの積雪は耐えることができますが、60cmを超える積雪地域の場合は積雪型の物置を設置しましょう。

他にも、寒冷地の場合は、結露が発生するため、屋根の室内側に発砲ポリエチレンなどの断熱材がある結露減少型を設置することで収納したものだけでなく、物置自体も長く使うことができます。

設置場所におすすめのパターン

物置を設置できる場所は限られていますが、設置する場所によって色やデザインは異なります。

-玄関付近-

玄関横はご家族だけでなく、お住いにいらっしゃる方や通行人の方にも目に入る目立つ場所です。

そのため、設置する物置のデザインやカラーにも気を配る必要があります。

最近ではブラックや淡いピンク、また木目調の物置が人気です。

-駐車スペースの奥-

駐車スペースの奥や、駐輪スペースの近くは玄関横と同様に目立つ場所にあるため、デザインやカラーも重視されます。

しかし、駐車スペースの奥だとお車の排気ガスがかかる可能性があるため、ブラックやブラウンなどの汚れが目立ちにくい色がお勧めです。

設置位置的には取り出しやすい場所と言えるため、防災用品を入れと安心ですね。

また、洗車や整備用品、アウトドアが好きなご家庭はアウトドア用品を入れておくととても便利に使用できますね。

-お庭-

お庭に設置する場合は、比較的目立ちにくい場所で、設置する物置の大きさもたくさんの種類の中から選ぶことができます。

そのため、収納容量や使い勝手に特化したものをお選びいただくことをお勧めします。

最近では木の小屋のような物置もあるので、お庭を可愛らしくしたい方にはお勧めの商品です。

-勝手口付近-

勝手口付近に設置される場合は、防災用品や季節によっては使用しないキッチン用品(コンロやお鍋など)を入れておくとお住いでの収納スペースに困る事はなさそうです。

人目に付きにくい場所に設置するため、デザインやカラーというよりは、使いやすさを重視した物置を検討してみてはいかかでしょうか?

物置の特徴

物置を選ぶ際に、丈夫で長持ちすることも重要ですよね。

頻繁に買い替えるのにはコストだけでなく、設置や収納のし直しに手間もかかります。

耐久性はメーカーや設置地域・使用方法で異なりますが、品質面では有名メーカー品が品質管理の体制もしっかりしていて安心ですね。

最後に有名メーカの特徴と、代表的な製品を紹介します。

イナバ

イナバでは長く安心して使用してもらいたいという考えから、独自の厳しい荷重試験・雨水侵入試験など、耐性試験を実施しているため、使用者目線の安心して長く使える機能があります。

特に、頑丈さにこだわり、厚い鉄板を用いて作られています。厚い鉄板を用いていることは製品の重量が証明しています。

丈夫につくられているので長く快適に使用できますね。

鉄製の物置にとってサビは大敵です。

そのため、重ね塗りの加工を施し、また外部に高級ウレタン塗装をしてあり、紫外線に強くしてあり、高品質な物置として有名です。

その他にも、扉部分の上下のレールを滑りやすいようにアルミの押出し型材を使用しています。

強く閉めた際の跳ね返りを防止するように下のレールには戸車落とし加工を施してあり、安心して開閉することができますね。

ガレージや自転車置き場といったエクステリア領域も含め300種類以上の製品を取り扱っており、カラーやデザインのバリエーションも豊富です。

お住いやお庭の景観に合う製品をセレクトすることが可能です。


≪代表的な商品≫

イナバ物置の代表的な商品「ネクスタ」を紹介します。

一番の魅力は頑丈さで、1平方メートルあたり床600kg、棚板200~250kgの耐荷量です。

積雪量が多い地域でも使用できるため、土地を選びません。

間口7サイズ、奥行6サイズ、高さ2サイズの全48サイズからお選びいただけます。

本体はミストグレー、扉はグレーやグリーン、ブラウンなどナチュラルな色が5種類。

扉のタイプも、引き込み式2枚戸、引き分け戸、壁前面扉(扉の3分の2が開くもの)の3タイプから設置面積や使い勝手を考慮して選ぶことができます。

左右どちらから開閉するかを選択することもでき、お土地やお住いに合わせて変更できるため便利です。

ユニバーサルデザインの把手により、どこを触っても開けやすく、指先にフィットする扉になっているため開閉のしやすさも抜群です。

収納はパネルとJフックにより、スポーツ用品やガーデニング用品といった様々な小物を引っ掛けて保管できるようになり、収納力がアップしました。

棚板の高さも簡単に変更できるため、収納物に合わせて設定し、収納しやすい空間にすることができます。

ヨドコウ

ヨドコウの製品は、アルミニウムと亜鉛の両方の性質を活かし、アメリカで開発された新素材「ガリバリウム鋼板」で製造されています。

優れた耐久性が最大の特徴で、住宅・店舗などさまざまな建物で外壁や屋根の材料に使用されています。

イナバの製品は扉下のレールがないため、ゴミや砂が詰まる心配はなくなります。

また、積雪の隆起によって床が持ち上がり扉が開閉できないという弊害を避けることも可能に。

棚のサイズは、Lサイズ・Sサイズと選ぶことができます。

棚板の高さ調整は10cm単位で変更することができ、組み合わせも自由なため、収納物に合わせて選択・設定できることも利点の一つです。

稲葉は物置業界で唯一、鋼板(圧延、めっき、塗装)から製品までの一貫生産を行っているため、

高品質で、アフターサービスも充実しているため、安心して使用できます。


≪代表的な商品≫

ヨドコウの代表的な商品「エルモ」を紹介します。

エルモは中型・大型の物置で、本体カラーは、カシミヤベージュ

扉はスミ、エバーグリーン、木目調扉のダークウッドなどの全5種類から選ぶことができます。

扉は2連片引き戸、センター引き分け戸、連結タイプや縦長(側面扉)タイプなど扉のタイプも豊富に揃っています。

また、間口、奥行き、高さの種類も幅広いため、設置するスペースや収納物に合わせて製品を選ぶことができます。

エルモは一般型・積雪型・豪雪型の3種類あり、設置地域を選ばないため、どの地域の方も使用していただけます。

ヨドコウは、業界トップクラスの簡単施工を目指しており、部品の数を少なくしたり、嵌め込み・位置決めを簡略化するなどの改善を行っています。

現在では、下枠の接続金具を廃止したり、床板はスライド式ではめ込むものにしたりなど、スムーズで簡単に設置できる工夫を凝らしています。