デッキとは建物から張り出すように作られるスペースのことです。
デッキは大きく分けて、木製のウッドデッキとタイルでつくるタイルデッキがあります。
テーブルやイスを置いてリビングの延長としての利用や洗濯物を干すために利用するなど、利用の仕方もいくつかあります。
今回はデッキ設置のメリットや選ぶ際のポイントを詳しく紹介していきます。
デッキの多くはリビングの外側に設置されます。
リビングの外にデッキがあることによって、リビングが広く感じることができます。
さらに、リビングの窓を開けると開放感も感じることができます。
テーブルやイスを置けば、リビングの延長として利用することができ、くつろぐスペースが1つ増えます。
一戸建てを購入する際に、「家の外でBBQをしたい!」と考えた方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような想いを実現してくれるのがデッキです。
デッキを設置して、家族やお友達を呼んでBBQを楽しんではいかがでしょうか?
一戸建てのお住まいの場合、一般的には洗濯機が1階に設置され、2階に洗濯物を干すスペースがあります。
その場合、毎日洗濯した衣服を階段で運ぶのは重労働で大変だと思いませんか?
この問題を解決してくれるのがデッキです。
デッキは洗濯物を干すスペースとしても活用でき、さらにリビングの近くに干しているため、雨が降ってきた際に洗濯物を取り込みやすいというメリットもあります。
ウッドデッキとタイルデッキそれぞれの特長を紹介します。
ウッドデッキとは、天然木や人工木でできるデッキのことをいいます。
ウッドデッキの魅力は温かみのある質感です。
メリット
・和風、洋風どちらの雰囲気のお住まいにも相性が良い
・天然木の場合年を重ねるにつれて質感や見た目の変化を楽しむことができる
・人工木の場合天然木に近い質感を楽しみながらも耐久性もありメンテナンスが楽
・曲線的なデザインも取り入れることができる
デメリット
・メンテナンスの必要性や耐久性の低さ
・天然木の場合ささくれやカビ、シロアリが発生してしまう可能性がある
・人工木の場合濡れたまま放置するとカビが生えることがある
タイルデッキとは、ウッドデッキが木を用いるのに対し、タイルを用いたデッキのことです。
タイルデッキの魅力は高級感のある仕上がりになるという点です。
メリット
・ウッドデッキと違い明るい色味にすることができる
・裸足で歩いても安心
デメリット
・気温の影響を受けやすい
・太陽の照り返しが強くなる可能性がある
・雨や雪でデッキが濡れているときには滑りやすくなる
ウッドデッキかタイルデッキか、どちらにするか決める際に注意するポイントの一例を紹介します。
お手入れの楽さや耐久性で選ぶなら、タイルデッキがおすすめです。
タイルデッキはメンテナンスも不要でお掃除も楽です。
また、重たいものを落としたり鋭利なもので叩かなければ、タイルが割れてしまうことはほとんどありません。
万が一タイルが割れてしまった場合も、割れたタイルのみを取り換えることができます。
そのためタイルデッキの耐久性は半永久といえます。
ウッドデッキでも人工木であれば特別なお手入れは不要で、耐久年数は一般的に10~15年です。
天然木であると使用状況にもよりますが数年での取り換えが必要となる場合もあります。
メンテナンスの楽さや耐久性を考えるのであれば、タイルデッキをお勧めします。
一般的に設置コストが低くなるのはウッドデッキです。
しかし商品や施工条件にもよりますので、一概には言えません。
ご予算に収まるデッキを探していきましょう。
メンテナンスの違いやコストの他にも、上記に示したように性質や質感の違い、メリット・デメリットがあるので、家庭が求めるデッキはどのようなものかを一度考えてみてください。
デッキに屋根を設置するメリットはいくつかあります。
多少の雨の日でも外に洗濯物を干すことができますし、
雨からデッキ自体も守ることができ、特にウッドデッキの場合は劣化を防いでくれます。
またデッキの温度上昇を防いでくれるというメリットもあります。
夏の良く晴れた日にデッキで遊びたいと思っても、デッキの温度は上昇しており素足では上がれない状態です。この問題も屋根があれば解決することができます。
その他にも、屋根があることによってカフェテラスのようなオシャレな空間を演出することができます。
デッキが道路側にある場合やお隣さんから見えてしまう場合にはデッキにフェンスを設置することをお勧めします。
フェンスを設置して外からの視線を気にしないで済むデッキ空間をつくりましょう。
また、フェンスがあればお子さまが遊んでいるときの落下防止にもなります。
ただし洗濯物を干す場合は、フェンスによって風を遮ってしまって乾きにくくなる原因にもなるので、風を完全に遮らないような適切なフェンスを設置する必要があります。
ウッドデッキやタイルデッキを施工する際に大きさにも注意する必要があります。
施工後に「思ったよりサイズが小さい」、「テーブル置いたら窮屈」と感じても、デッキを拡張することは非常に困難です。
なので施工時のデッキの大きさには注意し、利用目的に合った大きさにする必要があります。
ここでは大きさ選びに失敗しないよう、大きさの目安について紹介します。
デッキの上にビニールプールを置いて子供たちが遊ぶ姿を想像したことがある方もいるのではないでしょうか?
子ども2人用のビニールプールを置いて、その周りを歩けるスペースを確保した際の大きさの目安は2700mm×2400mm程度がお勧めです。
洗濯物を干すスペースとしてデッキの施工をお考えの際は、物干し竿を載せる台や、その周りを歩いて回れるスペースを確保しなければいけません。
大きさの目安としては、物干し竿2本の場合で考えると3600mm×2000mm程度がお勧めです。
デッキでお茶や読書を楽しみたい方は、テーブルとイスを置いた状態をイメージしてみてください。
テーブル1台とイス2脚を置く場合、それぞれの大きさや向きにもよりますが、4000mm×2000mm程度がお勧めです。
4人家族が2組集まって計8人でBBQをする場合、テーブル2台、イス8脚、コンロ1台を置くと想定すると大きさの目安は4400mm×3600mm程度がお勧めです。
デッキが汚れるのが気になる方は、コンロをデッキの隣に置くのもいいかもしれません。
あくまで目安ですので、実際に決める際は、土地の広さなどの施工環境にも配慮する必要があります。
ウッドデッキとタイルデッキのおすすめ商品をそれぞれ紹介します。
*LIXIL「樹ら楽ステージ」
多彩なプランと豊富なバリエーションがある商品です。
床板には、昇温抑制効果のある特殊タイプの顔料を採用しており、太陽光を反射し夏の表面温度の極端な上昇を抑えることができます。
デッキ下が見えないように幕板を加えることができ、アール加工にも対応しています。
他にもスロープの設置やLED照明をはめ込むこともできます。
*三協アルミ「人工木デッキ ひとと木2」
人工木を用いていますが、天然木のような温もりのある風合いを再現した商品です。
表面に凸凹加工をして木目風の柄を施すことで天然木に近づけています。
風合いは天然木であっても実際は人工木なので、耐久性には優れています。
*YKK AP「リウッドデッキ200」
LIXILの樹ら楽ステージ同様に豊富なバリエーションがある商品です。
デッキの目地幅は3mmとなっており、さらにデッキ下まで貫通しない構造なので隙間から物が落ちることがありません。
また、デッキ下に光が漏れにくく、雑草が成長しづらいという特徴もあります。
*LIXIL「タイルデッキ」
600角の上質な大判タイルを採用した商品です。
大判タイルを採用することで空間全体に広々としたゆとりのある印象を与えてくれます。
また、タイルの素材は雨の日でも滑りにくいものを採用しており、ブラシで簡単にお掃除することもできます。
カラーバリエーションはウッドデッキにはない高級感を演出するカラーがあります。木目調のものもあります。
*三協アルミ「ラステラ」
ウッドデッキでもタイルデッキでもない、モダンでシックな商品です。
床材は人工木を採用していますが、柄は木目調ではなくマーブル模様で4色のカラー展開があります。
マーブル模様がリビング前の空間をさわやかにしてくれます。
タイルデッキと同様にお手入れが簡単な点もこの商品の特長です。
ウッドデッキ・タイルデッキのイメージはできましたでしょうか?
デッキを設置してお住まいに新たな生活空間をつくってみてはいかがでしょうか?
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